トワルチェックや修正で・・・こんな言葉を聞いたりしませんか???
「右は良いんだけど・・・左は何で、そんな風になっているの?」
左右で見え方が違っていたり・・・
着ている人の着心地が違っていたり・・・。
縫い方向で少し、仕上がり具合いが違ってくる事も多少あります。
でも左右の違いは、それだけではありません・・・実は。
「プロ」として、トワルチェックや修正をしているのであれば
「トワル」も「サンプル」も
左右対称に裁断され縫製もされているはずです・・・きっと。
では何故、左右で違ってしまったのか?
それは生活習慣によって
「着ている人の体が歪んでいる」事があるからです。
顔を体も反転させたように左右対称とはいきませんね。
バッグを肩に掛ける時はいつも「右」・・・とか、
座って足を組む癖があり、左足の上にいつも右足・・・など。
人それぞれ「癖」があります。
多少の左右の「差」なら、さほど気になりませんが
たまに「あっ!違う!!」・・・気付く時があります。
昔、パンツの修正をしていて・・・
後のポケットの高さが違って見えた時は、
少しオドロキマシタァ~。(汗)
図のように・・・
「左肩は少しきつくて肩先に当たる」
「右肩は少しあまり気味」・・・そんな時は
会社のサイズ感として「どちらを基準にするか」を、
話し合って決めてから修正を進行させて下さいね。