以前・・・「後ろの天巾は、わりとすんなり決められますが・・・」
そんな、お話をしました。
確かに「後ろの天巾」は、見え方に関わってくるので、
デザイン要素の一つと考えて良いと思います。
「衿付きの場合」
見せたい天巾が決まったら、今度は「後ろ下がり」を、
その天巾と相性の良い深さにしてあげないといけません。
全ての場合が、そうだとは言い切れませんが、
図のように後中心で吊り上った状態の時は
「天巾に対して後ろ下がりが深すぎる」・・・と考えて良いと思います。
図の右上
この場合だと「台衿の落ち着く位置」まで後中心の衿ぐりが届いていません。
結果、この状態で縫うと
「台衿が後中心を引っ張り上げた」と、言う事になります。
サンプルやトワルの衿付け線を横から見て・・・
後中心から肩を乗り上げるようにして前に流れている場合は・・・
要注意!デス。
「トワルチェック」「サンプルチェック」
見抜く力が、どんどん付いてくると、
気になる所もどんどん増えますね・・・(苦笑)